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エコカーの約9割はCVT(無段自動変速機)と呼ばれるミッションを搭載しています。

今までのATでは決まったギヤ(1~3速や1~4速など)で走行していたのでエネルギーのロスが大きかったのですが、CVTでは決まったギヤが無い無段変速のため、アクセルの踏み加減や道路状況などを考慮し常に最適な変速比で走行でき、燃費を飛躍的に向上させることが出来るのです。

そのCVTの中でもほとんどが“ベルト式”と呼ばれる金属ベルトと2つのプーリーで変速及び動力伝達を行っているものです。
エンジンルームを覗いていただくとエアコンやオルタネーターのベルトが見えますが、あの状態に近い物がミッションの中に搭載されています。
そのような構造の為、CVTオイルには内部を潤滑する潤滑性、磨耗を抑える耐摩耗性、ベルトのすべりを抑える耐すべり性など一見相反する高い性能が常に求められます。
そのためCVTオイルには様々な添加剤が使用されています。
添加剤が劣化するとベルトのすべりなどが発生して燃費の悪化や異音、走行不能などのトラブルが発生します。
メーカー、車種によっては10万キロ無交換と表示されている場合もありますが、CVTの製作メーカーやCVTの修理メーカーなどの意見を参考にするとやはり交換は必要だと思われます。

交換時期はおよそ2万~4万キロ走行ごとです。

当社では診断機能付きフルードチェンジャーと常時3種類のフルードを用意しており、必ず診断の上汚れや劣化がある場合に交換させていただいております。
診断してか交換するというのは大きな意味があります。

まず1つはCVTオイル中の添加剤の劣化は目視では判断することができません。
綺麗なようでも劣化している場合がかなりあります。

2つ目はフルードが極度に劣化していたり汚れたりしている場合は交換できない場合があります。
フルードには洗浄作用もありますので極度に汚れている場合に新しいフルードを注入すると内部に付着した汚れが浮き上がりその汚れが、同じく内部に装着されているストレーナー(フィルター)を詰まらせて走行不能等のトラブルになるからです。

そのような診断結果が出た場合、当社ではチェンジャーメーカー等にフルード交換の可否を問い合わせて交換可能な場合のみ交換させていただいております。

交換されてない方、ご心配な方はぜひ、当社で診断、交換をお勧めします。